世界でいちばん短い国歌? 日本の国歌に残る1000年以上前のことば

日本の国歌「君が代」は、世界でもとても短い国歌の一つ。しかも、その歌詞は1000年以上前の和歌につながっています。「千代」「さざれ石」「いわお」ってどんな意味?

ふりがな

「君きみが代よ」は、日本にほんの国歌こっかです。

歌詞かしはとても短みじかいのに、今いまの日本人にほんじんでも意味いみを説明せつめいするのは意外いがいとむずかしい歌うたです。なぜでしょうか?

🌱 Beginner|はじめての日本語

今日きょうの漢字かんじ

歌うた / 昔むかし / 石いし / 岩いわ / 時間じかん / 意味いみ

本文ほんぶん

「君きみが代よ」は、とても短みじかい!

「君きみが代よ」は、日本にほんの国歌こっか(national anthem)です。

とても短みじかい歌うたです。

ギネス世界記録せかいきろくでは、世界せかいでいちばん短みじかい国歌こっかの一ひとつです。

では、歌詞かしを見みてみましょう。

君きみが代よは
千代ちよに八千代やちよに
さざれ石いしの
巌いわおとなりて
苔こけのむすまで

これだけです。

ひらがなで書かくと、たった32文字もじです。

1000年以上前ねんいじょうまえの歌うた

「君きみが代よ」のことばは、とても古ふるいです。

1000年以上前ねんいじょうまえの歌うたにつながっています。

その歌うたは、『古今和歌集こきんわかしゅう』という本ほんにあります。

『古今和歌集こきんわかしゅう』は、昔むかしの日本にほんの短みじかい歌うたを集あつめた本ほんです。

だれが作つくったかは、分わかっていません。

昔むかしの歌うたは、「わが君きみは」で始はじまりました。

今いまは、「君きみが代よは」です。

長ながい歴史れきしの中なかで、ことばも少すこし変かわりました。

短みじかい。でも、ことばはむずかしい!

歌詞かしには、今いまの会話かいわではほとんど使つかわないことばがあります。

千代ちよ
→ とても長ながい時間じかん

八千代やちよ
→ とても長ながい時間じかん

さざれ石いし
→ 小ちいさい石いし

いわお
→ 大おおきな岩いわ

苔こけのむすまで
→ 苔こけが生はえるまで

小ちいさい石いしが、長ながい時間じかんをかけて大おおきな岩いわになります。

その岩いわに、苔こけが生はえます。

この歌うたは、とても長ながい時間じかんのことを言いっています。

つまり、どんな歌うた?

もとの歌うたは、お祝いわいの歌うたでした。

「長ながく元気げんきでいてください」

という歌うたでした。

今いまの「君きみが代よ」について、日本にほんの文部科学省もんぶかがくしょうはこう説明せつめいしています。

「日本にほんが長ながく平和へいわで、豊ゆたかでありますように」

という願ねがいの歌うたです。

短みじかい歌うたに、長ながい時間じかん

「君きみが代よ」の歌詞かしは、とても短みじかいです。

でも、歌うたが表あらわす時間じかんは、とても長ながいです。

意味いみを知しると、同おなじ歌うたでも少すこし違ちがって聞きこえます。

💡 日本人にほんじんからひとこと

私わたしは子こどものころから、「君きみが代よ」を何度なんども聞きいています。

歌詞かしを見みなくても歌うたえます。

今いまの日本語にほんごとは、かなり違ちがいます。

でも、意味いみを知しると、とても大おおきくて美うつくしい歌うただと感かんじます。

ワールドカップやオリンピックで聞きくと、今いまでも胸むねが熱あつくなります。

「ああ、私わたしは日本人にほんじんなんだな」と感かんじます。

Mini Quiz ①

「君きみが代よ」は、どんな国歌こっかですか?

A. とても長ながい国歌こっか
B. 世界せかいでとても短みじかい国歌こっかの一ひとつ
C. 1999年ねんに初はじめてできた歌うた

答こたえを見みる 👀

B. 「君きみが代よ」は、世界せかいでとても短みじかい国歌こっかの一ひとつです。

Mini Quiz ②

「さざれ石いし」は何なんですか?

A. 小ちいさい石いし
B. 大おおきな岩いわ
C. 苔こけ

答こたえを見みる 👀

A. 「さざれ石いし」は、小ちいさい石いしです。

今日きょうの日本語にほんご

胸むねが熱あつくなる

とても感動かんどうしたときに使つかいます。

ワールドカップで「君きみが代よ」を聞きくと、胸むねが熱あつくなります。

🌱 Around JLPT N4|やさしい日本語

今日きょうの漢字かんじ

国歌こっか / 歌詞かし / 歴史れきし / 平和へいわ / 時間じかん / 意味いみ

本文ほんぶん

「君きみが代よ」は世界せかいでもとても短みじかい

「君きみが代よ」は、日本にほんの国歌こっかです。

ギネス世界記録せかいきろくでは、世界せかいで最もっとも短みじかい国歌こっかの一ひとつとして紹介しょうかいされています。

では、実際じっさいの歌詞かしを見みてみましょう。

君きみが代よは
千代ちよに八千代やちよに
さざれ石いしの
巌いわおとなりて
苔こけのむすまで

ひらがなで書かくと、わずか32文字もじです。

1000年以上前ねんいじょうまえの歌うた

現在げんざいの「君きみが代よ」につながる歌うたは、1000年以上前ねんいじょうまえの『古今和歌集こきんわかしゅう』にあります。

『古今和歌集こきんわかしゅう』は、昔むかしの和歌わかを集あつめた本ほんです。

作者さくしゃは分わかっていません。

もとの歌うたは、「わが君きみは」で始はじまりました。

その後ご、長ながい歴史れきしの中なかで、「君きみが代よは」という形かたちが使つかわれるようになりました。

短みじかい。でも、ことばはむずかしい

歌詞かしには、今いまの日常会話にちじょうかいわではほとんど使つかわない古ふるい言葉ことばがあります。

千代ちよ・八千代やちよ
→ とても長ながい時間じかん

さざれ石いし
→ 小ちいさな石いし

いわお
→ 大おおきな岩いわ

苔こけのむすまで
→ 苔こけが生はえるまで

小ちいさな石いしが、長ながい時間じかんをかけて大おおきな岩いわになります。

そして、その岩いわに苔こけが生はえます。

歌詞かしの中なかには、とても長ながい時間じかんのイメージがあります。

つまり、どんな歌うた?

もとの歌うたは、相手あいてが長ながく元気げんきでいることを願ねがう、お祝いわいの歌うたでした。

現在げんざいの「君きみが代よ」について、文部科学省もんぶかがくしょうは、日本にほんの末永すえながい繁栄はんえいと平和へいわを願ねがう歌うたと説明せつめいしています。

短みじかい歌うたに、長ながい時間じかん

「君きみが代よ」の歌詞かしは、とても短みじかいです。

でも、歌うたが表あらわしている時間じかんは、とても長ながいです。

意味いみを知しると、この短みじかい歌うたの印象いんしょうも少すこし変かわります。

💡 日本人にほんじんからひとこと

私わたしは子こどものころから「君きみが代よ」を何度なんども聞きいてきました。

もちろん、歌詞かしを見みなくても歌うたえます。

今いまの日本語にほんごとはかなり違ちがいますが、意味いみを知しると、とても壮大そうだいで美うつくしい歌うただと感かんじます。

ワールドカップやオリンピックなどで「君きみが代よ」を聞きくと、今いまでも胸むねが熱あつくなります。

「ああ、自分じぶんは日本人にほんじんなんだな」と感かんじる瞬間しゅんかんの一ひとつです。

Mini Quiz ①

「君きみが代よ」の歌詞かしについて正ただしいものはどれですか?

A. 1999年ねんに初はじめて作つくられた
B. 1000年以上前ねんいじょうまえの歌うたにつながっている
C. 作者さくしゃの名前なまえが分わかっている

答こたえを見みる 👀

B. 「君きみが代よ」の歌詞かしは、1000年以上前ねんいじょうまえの歌うたにつながっています。

Mini Quiz ②

「いわお」は何なんですか?

A. 小ちいさな石いし
B. 大おおきな岩いわ
C. 苔こけ

答こたえを見みる 👀

B. 「いわお」は、大おおきな岩いわです。

今日きょうの日本語にほんご

胸むねが熱あつくなる

強つよく感動かんどうしたときや、特別とくべつな気持きもちになったときに使つかいます。

スポーツの試合しあいで国歌こっかを聞きくと、胸むねが熱あつくなります。

🌿 Around JLPT N3|ステップアップ日本語

今日きょうの漢字かんじ

国歌こっか / 歌詞かし / 歴史れきし / 表現ひょうげん / 平和へいわ / 印象いんしょう

本文ほんぶん

世界せかいでも非常ひじょうに短みじかい国歌こっか「君きみが代よ」

日本にほんの国歌こっか「君きみが代よ」は、世界的せかいてきに見みても非常ひじょうに短みじかい国歌こっかです。

ギネス世界記録せかいきろくでは、日本にほん・ヨルダン・サンマリノの国歌こっかが「最もっとも短みじかい国歌こっか」として掲載けいさいされています。

その歌詞かしは、これだけです。

君きみが代よは
千代ちよに八千代やちよに
さざれ石いしの
巌いわおとなりて
苔こけのむすまで

ひらがなで表記ひょうきすると、わずか32文字もじです。

1000年以上前ねんいじょうまえの和歌わか

現在げんざいの歌詞かしの原型げんけいは、1000年以上前ねんいじょうまえの『古今和歌集こきんわかしゅう』に収おさめられた和歌わかです。

作者さくしゃは分わかっていません。

もとの歌うたは、「わが君きみは」で始はじまります。

後世こうせいに伝つたわる中なかで、「君きみが代よは」という形かたちが使つかわれるようになりました。

現在げんざいの国歌こっかにも、1000年以上前ねんいじょうまえの和歌わかにつながる言葉ことばが残のこっています。

短みじかい歌詞かしに残のこる古ふるい日本語にほんご

歌詞かしは短みじかい一方いっぽうで、現在げんざいの日常会話にちじょうかいわではほとんど使つかわれない古ふるい言葉ことばが並ならんでいます。

千代ちよ・八千代やちよ
→ 非常ひじょうに長ながい年月ねんげつ

さざれ石いし
→ 小ちいさな石いし

いわお
→ 大おおきな岩いわ

苔こけのむすまで
→ 苔こけが生はえるまで

小ちいさな石いしが長ながい年月ねんげつを経へて大おおきな岩いわとなり、さらにそこに苔こけが生はえる。

こうした表現ひょうげんによって、非常ひじょうに長ながい時間じかんの流ながれが描えがかれています。

つまり、何なにを表あらわしている歌うた?

『古今和歌集こきんわかしゅう』に収おさめられたもとの和歌わかは、相手あいての長寿ちょうじゅを願ねがう祝いわいの歌うたでした。

現在げんざいの「君きみが代よ」について、文部科学省もんぶかがくしょうは、日本にほんの末永すえながい繁栄はんえいと平和へいわを願ねがう歌うたとして説明せつめいしています。

短みじかい歌うたに、長ながい時間じかん

「君きみが代よ」は、世界せかいでも非常ひじょうに短みじかい国歌こっかです。

しかし、その短みじかい歌詞かしが表あらわしている時間じかんは、非常ひじょうに長ながいものです。

短みじかい歌詞かしと壮大そうだいな時間じかんの対比たいひを知しると、歌うたの印象いんしょうも少すこし変かわります。

💡 日本人にほんじんからひとこと

「君きみが代よ」は、子こどものころから何度なんども聞きいてきた国歌こっかなので、歌詞かしを見みなくても歌うたえます。

現在げんざいの日本語にほんごとはかなり違ちがいますが、一ひとつ一ひとつの言葉ことばの意味いみを知しると、とても壮大そうだいで美うつくしい歌うただと感かんじます。

ワールドカップやオリンピックなどで「君きみが代よ」を聞きくと、今いまでも胸むねが熱あつくなります。

私わたしにとって「ああ、自分じぶんは日本人にほんじんなんだな」と感かんじる瞬間しゅんかんの一ひとつです。

Mini Quiz ①

現在げんざいの「君きみが代よ」の歌詞かしについて正ただしいものはどれですか?

A. 1999年ねんに初はじめて作つくられた
B. 1000年以上前ねんいじょうまえの和歌わかにつながっている
C. 作者さくしゃの名前なまえが分わかっている

答こたえを見みる 👀

B. 現在げんざいの歌詞かしは、1000年以上前ねんいじょうまえの『古今和歌集こきんわかしゅう』の和歌わかにつながっています。

Mini Quiz ②

「さざれ石いし」「いわお」「苔こけ」の表現ひょうげんから感かんじられるものはどれですか?

A. 非常ひじょうに長ながい時間じかん
B. 一日いちにちの変化へんか
C. 季節きせつの変化へんか

答こたえを見みる 👀

A. 小ちいさな石いしが大おおきな岩いわとなり、苔こけが生はえるほどの長ながい時間じかんを表あらわしています。

今日きょうの日本語にほんご

胸むねが熱あつくなる

強つよい感動かんどうなどで、心こころが大おおきく動うごくことを表あらわします。

選手せんしゅたちの姿すがたを見みて、胸むねが熱あつくなりました。

🌳 Around JLPT N2|深く読む日本語

今日きょうの漢字かんじ

国歌こっか / 歌詞かし / 歴史れきし / 表現ひょうげん / 繁栄はんえい / 印象いんしょう

本文ほんぶん

世界せかいでも非常ひじょうに短みじかい国歌こっか「君きみが代よ」

日本にほんの国歌こっか「君きみが代よ」は、世界的せかいてきに見みても非常ひじょうに短みじかい国歌こっかです。

ギネス世界記録せかいきろくでは、日本にほん・ヨルダン・サンマリノの国歌こっかが「最もっとも短みじかい国歌こっか」として掲載けいさいされています。

1000年以上前ねんいじょうまえの和歌わかから現在げんざいへ

現在げんざいの歌詞かしの原型げんけいは、1000年以上前ねんいじょうまえの『古今和歌集こきんわかしゅう』に収おさめられた作者不詳さくしゃふしょうの和歌わかです。

原歌げんかの初句しょくは、「わが君きみは」でした。

その後ご、後世こうせいに伝つたわる中なかで、「君きみが代よは」という形かたちが使つかわれるようになりました。

現在げんざいの国歌こっかにも、1000年以上ねんいじょうにわたって伝つたえられてきた言葉ことばが残のこっています。

わずかな歌詞かしに残のこる古ふるい言葉ことば

歌詞かしは非常ひじょうに短みじかいものの、そこには現在げんざいの日常語にちじょうごではほとんど使つかわれない言葉ことばが並ならんでいます。

千代ちよ・八千代やちよ
→ 非常ひじょうに長ながい年月ねんげつ

さざれ石いし
→ 小ちいさな石いし

いわお
→ 大おおきな岩いわ

苔こけのむすまで
→ 苔こけが生はえるまで

小ちいさな石いしが長ながい年月ねんげつを経へて大おおきな岩いわとなり、その岩いわに苔こけが生はえる。

こうした表現ひょうげんによって、途方とほうもなく長ながい時間じかんが描えがかれています。

つまり、この歌うたは何なにを表あらわしている?

『古今和歌集こきんわかしゅう』に収おさめられた原歌げんかは、相手あいての長寿ちょうじゅを祝いわう賀歌がかでした。

文部科学省もんぶかがくしょうの学習指導要領解説がくしゅうしどうようりょうかいせつでは、現在げんざいの「君きみが代よ」を、日本にほんの末永すえながい繁栄はんえいと平和へいわを祈念きねんした歌うたと説明せつめいしています。

短みじかい歌うたに、長ながい時間じかん

「君きみが代よ」の歌詞かしは、驚おどろくほど短みじかいものです。

その一方いっぽうで、歌詞かしが表現ひょうげんしている時間じかんのスケールは非常ひじょうに大おおきいものです。

古ふるい言葉ことばの意味いみを知しると、この短みじかい歌うたの印象いんしょうも変かわってきます。

💡 日本人にほんじんからひとこと

「君きみが代よ」は、子こどものころから何度なんども耳みみにしてきた国歌こっかなので、もちろん歌詞かしを見みなくても歌うたえます。

現在げんざいの日本語にほんごとはかなり異ことなりますが、歌詞かしの意味いみをひもといてみると、とても壮大そうだいで美うつくしい歌うただと感かんじます。

ワールドカップやオリンピックなどで「君きみが代よ」を聞きくと、今いまでも胸むねが熱あつくなります。

私わたしにとっては、「ああ、自分じぶんは日本人にほんじんなんだな」と改あらためて感かんじる瞬間しゅんかんの一ひとつです。

Mini Quiz ①

現在げんざいの「君きみが代よ」の歌詞かしについて正ただしいものはどれですか?

A. 1999年ねんに初はじめて作つくられた
B. 1000年以上前ねんいじょうまえの和歌わかにつながる歴史れきしがある
C. 作者さくしゃと制作年せいさくねんが正確せいかくに記録きろくされている

答こたえを見みる 👀

B. 現在げんざいの歌詞かしは、1000年以上前ねんいじょうまえの『古今和歌集こきんわかしゅう』の和歌わかにつながっています。

Mini Quiz ②

この記事で紹介しょうかいした「君きみが代よ」の特徴とくちょうとして最もっとも近ちかいものはどれですか?

A. 短みじかい歌詞かしの中なかに、非常ひじょうに長ながい時間じかんが表現ひょうげんされている
B. 現代げんだいの日常語にちじょうごだけで作つくられている
C. 一日いちにちの出来事できごとを描えがいた歌うたである

答こたえを見みる 👀

A. 短みじかい歌詞かしの中なかに、非常ひじょうに長ながい時間じかんのイメージが描えがかれています。

今日きょうの日本語にほんご

胸むねが熱あつくなる

強つよい感動かんどうや思おもいによって、心こころが大おおきく動うごかされること。

長ながく応援おうえんしてきた選手せんしゅの活躍かつやくを見みると、胸むねが熱あつくなります。

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