「生きがい」という日本語を知っていますか?
海外では “IKIGAI” という言葉もよく知られています。
でも、日本語の「生きがい」は、大きな仕事や夢だけではありません。
では、どんなものが「生きがい」になるのでしょうか?
🌱 Beginner|はじめての日本語
今日の漢字
- 生きがい
- 毎日
- 仕事
- 家族
- 趣味
- 孫
- 海外
本文
生きがいって何?
「生きがい」は、毎日の楽しみです。
「これがあると毎日が楽しい」と思うものです。
仕事が生きがいの人もいます。
家族や趣味が生きがいの人もいます。
人によって、生きがいはちがいます。
仕事やお金じゃなくてもいい
生きがいは、大きな仕事じゃなくてもいいです。
お金になるものじゃなくてもいいです。
小さな楽しみも、生きがいです。
小さなことも生きがいになる
たとえば、
孫が大きくなるのを見ること。
好きな趣味をすること。
家をきれいにすること。
こんなことも、生きがいです。
「毎日トイレをぴかぴか(sparkling clean)にするのが楽しい」という人がいたら、それも生きがいです。
海外の「IKIGAI」と少しちがう?
海外では、「IKIGAI」は、
好きなこと
得意なこと
人の役に立つこと
お金になること
この4つが全部あるものだと紹介されることがあります。
でも、日本語の「生きがい」は、4つ全部がなくても大丈夫です。
「これがあると毎日が楽しい」
そんなものも、生きがいです。
💡 日本人からひとこと
生きがいは、大きなものじゃなくてもいいと思います。
毎日の小さな楽しみも、生きがいです。
Mini Quiz ①
本文では、どんなものも「生きがい」になると言っていますか?
A. お金になる仕事だけ
B. 大きな夢だけ
C. 毎日の小さな楽しみ
答えを見る 👀
C. 毎日の小さな楽しみ
毎日の中にある小さな楽しみも、生きがいです。
Mini Quiz ②
日本語の「生きがい」には、海外で紹介される4つのものが全部必要ですか?
A. はい、4つ全部が必要です
B. いいえ、4つ全部がなくても生きがいと言えます
C. 仕事とお金だけが必要です
答えを見る 👀
B. いいえ、4つ全部がなくても生きがいと言えます
日本語の「生きがい」は、4つ全部がそろわなくても使えます。
今日の日本語
〜が生きがいです
自分の大切なものや、毎日の楽しみを言うときに使えます。
例:
家族が生きがいです。
🌱 Around JLPT N4|やさしい日本語
今日の漢字
- 生きがい
- 収入
- 成長
- 極端
- 海外
- 社会
本文
生きがいって何?
「生きがい」は、毎日の楽しみや、「これがあるからがんばれる」と思うものを表す言葉です。
「これがあるから、毎日がんばれる」と思えるものが、その人の生きがいです。
仕事が生きがいの人もいれば、趣味や家族との時間が生きがいの人もいます。
仕事やお金じゃなくてもいい
生きがいは、大きな仕事や高い収入と結びついている必要はありません。
仕事をしていなくても、生きがいを持つことはできます。
その人にとって大切なら、小さなことでも生きがいになります。
小さなことも生きがいになる
たとえば、孫の成長を見ること、趣味を続けること、家をきれいにすることなども、生きがいになります。
極端に言えば、
「毎日トイレをぴかぴか(sparkling clean)にするのが楽しみ」
という人がいれば、それもその人の生きがいです。
大切なのは、その人にとって楽しみや、「これがあるからがんばれる」と思えるものになることです。
海外で広まった「IKIGAI」との違い
海外では、「IKIGAI」は、
好きなこと
得意なこと
社会が必要としていること
お金になること
この4つが重なるものとして紹介されることがあります。
でも、日本語の「生きがい」は、もっと日常的で幅の広い言葉です。
4つすべてがそろっていなくても、その人にとって「これがあるからがんばれる」と思えるものなら、生きがいと呼べます。
💡 日本人からひとこと
「人生の使命を見つけなきゃ」と、難しく考える必要はないと思います。
毎日の楽しみや、「これがあるからがんばれる」と思えるもの。
それも十分に生きがいです。
Mini Quiz ①
本文によると、生きがいについて正しいものはどれですか?
A. 高い収入と結びついている必要がある
B. 小さなことでも、その人にとって大切なら生きがいになる
C. 仕事をしている人だけが持つことができる
答えを見る 👀
B. 小さなことでも、その人にとって大切なら生きがいになる
生きがいは、仕事や高い収入と結びついている必要はなく、小さなことでもその人にとって大切なら生きがいになります。
Mini Quiz ②
海外で紹介される「IKIGAI」と、日本語の「生きがい」の違いは何ですか?
A. 日本語の「生きがい」には必ず4つの条件が必要
B. 日本語の「生きがい」は仕事についてだけ使う
C. 日本語の「生きがい」は4つすべてがそろっていなくても使える
答えを見る 👀
C. 日本語の「生きがい」は4つすべてがそろっていなくても使える
日本語の「生きがい」は、海外で紹介される4つの条件がすべてそろっていなくても使えます。
今日の日本語
〜が私の生きがいです
自分にとって大切なものや、毎日の楽しみを言うときに使います。
例:
旅行が私の生きがいです。
🌿 Around JLPT N3|ステップアップ日本語
今日の漢字
- 生きがい
- 日々
- 張り合い
- 意味
- 支え
- 習慣
- 本人
- 条件
- 範囲
本文
生きがいって何?
「生きがい」とは、日々の生活に張り合いや意味を与えてくれるものを表す言葉です。
「これがあるから、毎日を頑張れる」と感じられるものであれば、それがその人の生きがいになります。
仕事にやりがいを感じる人もいれば、趣味や家族との時間に生きがいを見出す人もいます。
仕事やお金じゃなくてもいい
生きがいは、仕事の成功や高い収入と結びついている必要はありません。
大きな目標でなくても、その人にとって生活の支えや楽しみになるものなら、生きがいになり得ます。
つまり、「何を生きがいと感じるか」は、人によって違います。
小さなことも生きがいになる
生きがいは、特別なものである必要もありません。
孫の成長を見守ること、趣味を続けること、毎日の習慣を楽しむことなど、日常の中にあるものも生きがいになります。
極端に言えば、「毎日トイレをぴかぴか(sparkling clean)にするのが楽しみ」という人がいれば、それもその人にとっては生きがいになり得ます。
大切なのは、それが他の人から見て大きいか小さいかではなく、本人にとって意味があるかどうかです。
海外で広まった「IKIGAI」との違い
海外では、「IKIGAI」が、
好きなこと
得意なこと
社会が必要としていること
お金になること
この4つが重なる部分として説明されることがあります。
一方、日本語の「生きがい」は、こうした条件がすべてそろっていなくても使える、もっと幅の広い言葉です。
そのため、海外で広まった「IKIGAI」と、日本語で日常的に使われる「生きがい」は、必ずしも同じ範囲を指しているわけではありません。
💡 日本人からひとこと
「人生の使命を見つけなければ」と考えると、少し大げさに感じます。
もっと身近に、「これがあると毎日が少し楽しい」「これがあるから頑張れる」と思えるもの。
そんなものも、生きがいだと思います。
Mini Quiz ①
本文で「生きがい」を考えるときに大切だとしているのはどれですか?
A. 他の人から高く評価されるかどうか
B. 本人にとって意味があるかどうか
C. 高い収入につながるかどうか
答えを見る 👀
B. 本人にとって意味があるかどうか
大きいか小さいかではなく、本人にとって意味があるものなら、生きがいになり得ます。
Mini Quiz ②
海外で広まった「IKIGAI」と日本語の「生きがい」について、本文に合っているものはどれですか?
A. 必ず同じ範囲を指す
B. 日本語の「生きがい」の方が4つの条件を厳しく求める
C. 日本語の「生きがい」は4つの条件がすべてそろわなくても使える
答えを見る 👀
C. 日本語の「生きがい」は4つの条件がすべてそろわなくても使える
日本語の「生きがい」は、4つの条件がすべてそろっていなくても使える、幅の広い言葉です。
今日の日本語
〜に生きがいを感じます
あることに、生きる張り合いや意味を感じていることを表します。
例:
仕事に生きがいを感じます。
🌳 Around JLPT N2|深く読む日本語
今日の漢字
- 生きがい
- 社会的
- 明確
- 使命
- 規模
- 価値
- 習慣
- 条件
- 成立
- 範囲
本文
生きがいって何?
「生きがい」とは、日々を生きるうえでの張り合いや、生活に意味や喜びを感じさせてくれるものを指す言葉です。
必ずしも人生全体を左右するような大きな目的である必要はなく、「これがあるから毎日を頑張れる」と感じられるものであれば、生きがいになり得ます。
仕事にやりがいを見出す人もいれば、趣味や家族との時間、日々の習慣の中に生きがいを感じる人もいます。
仕事やお金じゃなくてもいい
生きがいは、社会的な成功や高い収入、明確な使命と結びついている必要はありません。
その人にとって生活の支えや楽しみになるものであれば、規模の大小にかかわらず、生きがいになり得ます。
つまり、生きがいは「社会から見て価値があるか」だけで決まるものではなく、「本人にとって意味や喜びがあるか」が大切な言葉です。
小さなことも生きがいになる
孫の成長を見守ること、趣味を続けること、毎日の習慣を大切にすることなど、日常の中にあるものも生きがいになり得ます。
極端に言えば、「トイレを毎日ぴかぴか(sparkling clean)にすることが生きがい」という人がいても、不思議ではありません。
大きな夢や目標でなくても、それによって生活に張り合いが生まれるのであれば、「生きがい」と呼ぶことができます。
生きがいは、必ずしも特別な何かである必要はありません。
海外で広まった「IKIGAI」との違い
海外では、「IKIGAI」が、
好きなこと
得意なこと
社会が必要としていること
お金になること
この4つの輪が重なる部分として紹介されることがあります。
この図は、自分の仕事や生き方について考える方法として分かりやすい一方、日本語で日常的に使われる「生きがい」の意味を、そのまま表したものではありません。
日本語の「生きがい」は、これらの条件がすべてそろっていなくても成立します。
そのため、海外で広まった「IKIGAI」と、日本語の日常的な「生きがい」は、似ている部分はあっても、指している範囲は少し異なると考えると分かりやすいでしょう。
💡 日本人からひとこと
「人生の使命を見つけなければ」と考えると、少肩に力が入りすぎる気がします。
もっと身近に、毎日の中で「これが楽しみ」「これがあるから頑張れる」と思えるもの。
それくらいのものでも、生きがいと呼べるのではないでしょうか。
Mini Quiz ①
本文で説明されている日本語の「生きがい」にもっとも近い考え方はどれですか?
A. 社会的に価値がある活動だけが生きがいになる
B. 本人にとって意味や喜びがあり、生活の張り合いになるものは生きがいになり得る
C. 仕事・収入・社会貢献がすべてそろったときだけ生きがいになる
答えを見る 👀
B. 本人にとって意味や喜びがあり、生活の張り合いになるものは生きがいになり得る
生きがいは社会的な成功や収入だけで決まるものではなく、本人にとって意味や喜びがあり、生活の張り合いになるものも含みます。
Mini Quiz ②
海外で広まった「IKIGAI」の図と、日本語の日常的な「生きがい」の関係についてもっとも適切なものはどれですか?
A. 二つは完全に同じ意味と範囲を持つ
B. 4つの輪が重ならないものは、日本語でも生きがいとは呼べない
C. 似ている部分はあるが、日本語の「生きがい」は4つの条件がすべてそろわなくても成立する
答えを見る 👀
C. 似ている部分はあるが、日本語の「生きがい」は4つの条件がすべてそろわなくても成立する
海外で広まった図と日本語の日常的な「生きがい」には重なる部分もありますが、日本語では4つの条件がすべてそろうことは必須ではありません。
今日の日本語
〜に生きがいを見出す
ある活動や人との関係などの中に、自分にとっての張り合いや意味を見つけることを表します。
例:
日々の仕事に生きがいを見出しています。
